第14話 天空の首都ラパス【ボリビアの旅①世界一周】

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ボリビア
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グアテマラを出国し、世界一周第3ヶ国目になるボリビアに入国した。

ラパスの日本食

首都のラパスの空港に到着し、高山病の予防薬を飲み、空港のバスに乗った。

ラパスは標高約3,700m。富士山とほぼ同じ。
しかも、飛行機を下りたら高度順応無しでいきなり3,700mである。
これからラパスに行かれる方は高山病に気をつけてください。

バス(という名のハイエース)に人がぎゅうぎゅうに乗りこみラパス市内へ向かい、
長距離バスターミナルで降ろしてもらった。

ラパスの後はウユニの街へ向かう予定だったので、あらかじめウユニ行のバスのチケットを買った。
夜行バスで、たしか100ボリビアーノ(2,000円)前後で買えたと思う。

その後ラパスの宿にチェックインしたのだが、早速体調を崩してしまった。
高山病を疑い、この日は宿で大人しくすることにした。
(高山病の予防薬が体に合わず、薬の副作用で苦しんでいただけだったと気づくのはまだ先の話である。)

ラパスにはKENCHANという日本食屋がある。ラパス初日の夕飯としてそこを選んだ。
体調不良ではあったが、日本食を食べたいという欲が勝り、頑張って行くことにした。

野菜炒め定食を注文。

野菜炒め定食

最高に美味しかった。お米も、ちゃんと日本の米のようにもちもちしていた。
金額は少し高めだったが、それでも来る価値は十分にあった。

久しぶりの日本食を堪能し、宿に戻った。

こうして、ラパスの1日目が終了した。
2日目になり体調もあらかた回復したので街を観光してみた。

天空の首都ラパス

ラパスの町並み

ラパスの中心地は交通量が多く、山の斜面に沿って赤い建物が並んでいる。
街の至る所に屋台、露店が並ぶ。
今までにないような街で、新鮮に感じた。

ありがたいことに、ボリビアは物価が安い。

例えば、屋台で売っていたこのフルーツとヨーグルトのカップ。
底までフルーツが入っていて5ボリビアーノ(100円くらい)。

ついうっかり豪遊してしまいそうになる。

ロープウェイ

ラパスは山の中にある街ということもあり、鉄道がない。
そのかわりに、市民の足としてロープウェイが使われている。
路線ごとに色分けされており、料金は一律3Bs(60円くらい)。

ロープウェイの路線図

路線によってはラパスの街を一望できる。
僕はラパス観光で青、白、紫、オレンジ、赤に乗ったのだが、個人的おすすめは紫とオレンジだ。

たった60円でこの景色を見ることができる
夜には夜景も見れる

特に、Faro Murillo駅(紫と灰色の乗換駅)付近の展望台からは、
壮大な山々の中にあるラパスの街を眺めることができる。

山の中にある街、ラパス
まさに絶景

ほんとに、なんて場所に街を作ったんだ。

日本食再び

ラパス最終日、また日本食屋KENCHANに来た。
今度はトゥルチャの蒲焼丼(のようなメニュー名だった気がする)を注文した。

トゥルチャ蒲焼丼と天ぷら

まさかボリビアで天ぷらが食べられるなんて思ってもいなかった。
蒲焼もとても美味しく、至福のひとときだった。

後で調べたのだが、トゥルチャという魚は南米に生息するマス系の魚らしい。

ラパスを満喫し、次の目的地ウユニへ向かう。
目的はもちろん、ウユニ塩湖。
世界一周に行くと決めたとき、ここは絶対に行きたいと思った場所の一つである。

ウユニへは夜行バスを使用した。

ラパスのバスターミナルでは、多くのバス会社の人たちが
「ウユニ!ウユニ!」「スクレ!スクレ!」とでかい声で連呼していた。
僕は事前にバスのチケットを買っていたのですべて無視したが。

バスの席はとても広く快適だった。

いざ、ウユニの街へ

そして翌朝、ウユニの街に到着した。
朝早くだったので、人気はほとんどなかった。

朝のウユニの街

早速ウユニ塩湖のツアーに申し込み、ウユニ塩湖に訪れた。それはまた次の記事で。

最後まで読んでいただきありがとうございました。