この日はテオティワカン遺跡へ。
最高のバスの旅
テオティワカン遺跡は、ありがたいことにメキシコシティから日帰りで行ける距離にある。
メキシコシティのバスターミナル(Central del Norte)から遺跡行きのバスが出ている。
まずはメトロでバスターミナルへ。
メトロは改札を出るまでどんなに乗っても一律5ペソは本当にありがたい。
バスターミナルで、遺跡行きバスのチケットを買う。
場所は、ターミナルの左端。「テオティワカン」と書いてあるからわかりやすい。
しかも、今回はペンションアミーゴで仲良くなった日本人の友達と一緒。一人のときと比べて安心感が桁違い。
バスは片道60ペソ。どの道帰ってくるのだから、往復分を買った。
1時間程度で着くという。
乗り物の窓からの景色は絶景で楽しいという世の中の法則があるのだが、
今回のバスも例に漏れず。

しかも、今回はおっちゃんのギターの演奏付き。
最高のバス旅だった。

テオティワカン遺跡
遺跡に到着。
メキシコシティ中心地とは異なり、砂漠っぽい雰囲気が漂っていた。
遺跡の入り口で入場券を買い、早速中へ。
テオティワカン遺跡は4〜6世紀に最盛期を迎えた古代都市の遺跡で、当時はここに10万〜20万の人々が暮らしていた。テオティワカンとは、アステカの言葉で「神々が集う場所」という意味らしい。また、この遺跡は1987年に世界遺産になっている。
遺跡入り口の正面にあるのはケツァルコアトルの神殿。
まずはそこへ向かった。
この神殿はテオティワカン遺跡の中で装飾が一番精巧に作られており、神々の彫刻が掘られている。
遺跡の中では小さめのピラミッドではあるが、その彫刻などは必見である。




次は「死者の道」を進む。死者の道の正面にあるのは「月のピラミッド」、右側にあるのは「太陽のピラミッド」。

太陽のピラミッドの麓まで来た。
高さ65m、1辺225mの大きさでテオティワカン遺跡最大のこのピラミッドは、夏至のとき太陽が正面に沈むように、太陽の軌道を計算して建てられたという。


ちなみにこのピラミッドは、その頂上まで登ることができるらしいのだが、僕が行ったとき(2023年2月)は登れなかった。
コロナ禍以降はそうなっているらしい。
そして月のピラミッドへ。
月のピラミッドは死者の道の正面にあり、テオティワカン遺跡の中で最も重要な役割を持っているという。当時はここで儀式なんかも行われていた。


なお、遺跡はとても暑く眩しいので、
日焼け止め、帽子、サングラスはほぼ必須である。
遺跡を十分に満喫し、宿へ戻った。
ルチャ・リブレ
メキシコシティでは毎週火曜、金曜にプロレスが行われる。(「ルチャ・リブレ」という)
そしてこの日は金曜日。一緒に遺跡へ行った友達とルチャを見に行った。
2階の席で180ペソ。



写真では伝わりにくいが、ものすごい盛り上がりだった。
僕にとって、初めての生のプロレスだった。
そんな充実した1日を過ごし、この日は終了。
最後まで読んでいただきありがとうございました。