メキシコシティから国内線で、メキシコのリゾート地・カンクンへ着いた。時差は1時間進む。
カンクンに来た目的はおもに2つ。海を見るのと、「セノーテ」でのシュノーケリング。
まずはセノーテに近い街トゥルムまで、カンクンからバスで移動していく。
使ったのはADOバス。カンクン国際空港から周辺の街までバスが出ている。
トゥルムまでは365ペソだった。(2,800円くらい)


トゥルムに着いたのだが、さすがリゾート地。雰囲気がメキシコシティと違う。


今回お世話になるのは、Day Tripper Hostel。
日本人が多く宿泊していたメキシコシティのペンションアミーゴとは違い、各国からの旅人が宿泊していた。
日本人は僕しかいなかった。
ホステルにチェックインして、この日はこれで終わり。
そして次の日。このホステルは朝食を提供してくれるのだが、それが豪華だった。

そして、メインイベントのセノーテへ。
セノーテとは、簡単に言うと地下水が溜まった天然の泉のことである。メキシコのユカタン半島には推定2,000〜3,000個のセノーテがあるとされ、先住民のマヤ族にとって貴重な水資源だった。
多くのセノーテではダイビングやシュノーケリングを楽しむことができ、水中の中に現れる太陽光のカーテンはとても幻想的に見える。
最初は「グランセノーテ」という、透明感抜群のセノーテに行こうと思ったのだが、
ホステルに宿泊してた人に聞いてみたら、
「グランセノーテは混んでてあまり泳げないよ。
かわりに、『セノーテ・エスコンディード』はどうかな?
グランセノーテより安いし、人が少ないから泳ぎやすいよ。
近くに『セノーテ・クリスタル』もあるけど、おすすめはエスコンディードだね。」
とのことだった。というわけで、目的地をCenote Escondidoに変えて、いざ出発!
このホステルは、有料ではあるが自転車を貸してくれる。
また、僕はシュノーケリングの道具を持っていなかったので、
道中でお店で借りることにした。
道にあるダイビングショップっぽいお店に片っ端から「シュノーケリング道具を借りられますか?」と声をかけていく。しかし、意外と貸出しているお店は多くない。
買うにしても、700〜800ペソくらいする。(6,000円いかないくらい)。なるべく費用を抑えてセノーテに行きたかった僕は、何件かに声をかけ続け、ようやく貸してくれるお店を見つけた。
借りれた場所はここ。


18時までのレンタルで50ペソ。
シュノーケリング道具を借り、セノーテまでひたすら自転車を漕ぐ。
エスコンディードまでは20〜30分でつく。

入り口が見えた。

目的地セノーテ・エスコンディードは、セノーテ・クリスタルと同じ場所でチケットを買う。
チケットを買い、セノーテへ。
ちなみに、エスコンディードとはスペイン語で「隠された」という意味。
その名前が示すように、森の少し奥にある。

自転車を停め、トイレで海パンに着替えてセノーテへ。
そこにいたのは、欧米人の観光客数人ほど。全然混んでいなかった。ここは穴場のセノーテなのかもしれない。
水もきれいで、水底まで透き通って見える。

シュノーケリング道具と、防水のアクションカメラを装着して、いざ入水!
※このとき、マイクロSDカードがイカれて撮影した動画、写真はすべて消えました。これ以降は想像で楽しんでください。笑
水中に入ると、そこには絶景が広がっていた。
下を見ると水底の岩や水草に、水面と太陽光により作り出される光の網が投影され、その模様がゆらゆら動く。
水深は5mほどあるだろうか。その深さが更に神秘的にさせる。
また、前を向くと水中に光のカーテンが差し込み、その中を小魚が泳ぐ。
(がんばって想像してね。)
そんな場所をシュノーケリングしたのだが、その時のあのなんとも言えない感覚は忘れられない。
十分に満喫し、セノーテを後にした。
シュノーケリング道具と自転車を返却し、この日は終わり。
なお、僕が行ったセノーテ・エスコンディードの水深は深かったので、
泳ぎに不安がある人はライフジャケットもレンタル(または買っていく)したほうがいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。