アメリカ横断2日目。この日はナイアガラの滝の滝へ向かう。
簡単に朝食を済ませて、夜を明かしたシラキュースのトラックストップを出発し、昼頃にナイアガラに到着。約3時間で着いた。
ナイアガラの滝
ナイアガラの滝は世界三大瀑布のひとつで、カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州の境界にある。
ナイアガラの滝は3つの滝から構成され(カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝)、その中でもカナダ滝は落差56m、幅675mと北米最大を誇る。

大迫力のナイアガラ
キャンピングカー(RV)を走らせ、ナイアガラに到着。
RVは小型トラックくらいの大きさなので、普通の駐車場に停めることはできない。しかし、アメリカではRVで旅をする人は少なくないので、RV用の駐車場が設けられている観光地も多い。
ナイアガラの滝はRV専用の駐車場があるので、そこに車を停めた。
駐車場から滝まで歩いていくと、水鳥たちがお出迎え。

鳥の歓迎を受けながら歩いていくと、滝の音が聞こえてきた。
ものすごい水しぶき!

そしてその全容が見えてきた。

すげー!


別のスポットまで少し移動。虹が出ていた。



ナイアガラの滝を存分に満喫し、滝の近くのRVパークまで移動した。
RVパーク
RVパークとは、RVで旅をする人が車を停めて宿泊する場所。実際に泊まるのは車の中だけど、パークのWi-Fiが使えたり、電気を使えたり、水を供給できたりできる。車内の台所やトイレの水を排水するのもRVパークで行う。
RVパークにはトイレやシャワー、場所によってはランドリーなどもある。
RVなどでロードトリップをする人にとっては必須な施設が揃っている。

ナイアガラの滝の後、付近のRVパークにチェックインして、その恩恵を受けようとしたのだが、ちょっとしたハプニングが。
パークの電気を使うことができなかった。専用のコンセントでパークと車を繋いでも電気が使えなかった。
おまけに車内の照明のスイッチが壊れてて天井の電気がつけっぱなし(これは昨夜からずっと)だし、居住スペースのドアの閉まりも悪いし、このRV欠陥多いな。笑
まあ、こういうトラブルも旅の醍醐味(ということにしとこう)
次の日、道中の修理工場に行こうとみんなで決めた。
とりあえずこの日は車のガソリンとプロパンガスで電気をまかない、天井の電気が消えない件は夜寝るとき困るので、黒いビニール袋を電気に被せて対処した。
修理工場にて
ナイアガラの滝の次の目的地は、テキサス州ヒューストンのNASA。ナイアガラからNASAまでは3日ひたすら運転していけば着く。
まずはRVの修理工事へ。
さっそく、居住スペースのドアの閉まりが悪いのは修理してもらえた。
しかし、天井の電気が消えない件とRVパークで使う電気に関して
「時間かかるよ。3〜4日くらい」とのこと。
困ったな。今回のアメリカ横断、ただでさえギチギチにスケジュールを組んでいる。3〜4日も足止めを食らうわけにはいかない。
レンタカー会社にも問い合わせてみんなと話し合った結果、修理をしないで先に進むという結論になった。レンタカー会社も、RVパークで使えるはずの電気はガソリンとプロパンガスでまかなって、その分のガス代は無料でいいよ、と言ってくれた。
南西へ
ナイアガラの滝からヒューストンのNASAまでは約1,500マイル(2,400km)の距離。日本縦断とほぼ同じような距離を3日で走破することになる。

ほぼ丸一日移動。これを3日続けるのだが、案外退屈しない。運転する順番はもちろん回ってくるし、そうでない時もRVに付属のテレビでアマプラで映画を見たり、仲間と他愛もない話をしたりして移動を楽しんだ。
しかも、ここはアメリカ。車の窓からの景色も最高の観光スポットになる。


途中で時差が1時間戻り、1日25時間の日があった。少し得した気分だね。時差大好き☆


行けるとこまで進んで、日が暮れたらRVパークにチェックイン。(パークの予約は道中に済ませておくことが多かった)



夜は道中買い物をした食材でみんなで自炊した。美味しくないわけがない。

RVの中で夜を明かすのだが、車の中にはベッドなどの設備もあり、快適に夜を過ごせた。
夜明けの時、綺麗な朝焼けを見れた時も少なくない。

何も観光せずにただ移動していた日も、今思い返せば最高の日でした。
次の記事では、ヒューストンのNASAと、 NASAの道中に立ち寄った、ブルースの街メンフィスについて書こうと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。