第17話 ボリビアとチリの国境を目指してアンデス山脈ドライブ【ボリビア、チリの旅・世界一周】

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チリ
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この日はボリビアとチリ国境を越えるツアーに参加し、チリの入国を目指す。
それは2泊3日のツアーで、申し込んだのはウユニ塩湖ツアーと同じ、ホダカ。

ボリビアのウユニからチリのアタカマまで、アンデス山脈の中を車で駆け抜ける。
料金は900Bs(18,000円くらい、2023年3月時点)だった。(2泊3日分の食事、宿つき)

なお、チリに行かずにボリビアのウユニに引き返すこともできるので、チリに行く、行かないに関わらずこのツアーには参加できます。

ツアー当日。

ツアーメンバーは、僕の他には日本人の大学生2人、台湾人、ブラジル人、ボリビア人がいた。
この6人とツアーガイドの合計7人でトヨタのランドクルーザーに乗り込み、国境を目指していく。

ツアー初日はウユニ塩湖とその周辺の観光スポットをめぐり、さらに先にある塩のホテルで宿泊。
2、3日目にアンデス山脈を突き抜け、チリのアタカマを目指していく。
なお、2、3日目のアンデス山脈越えの際、常に標高4,000m以上のエリアを走り、場所によっては5,000mを越える箇所もあるという。

そこにはどんな景色があるのか。とても楽しみである。

1日目:ウユニ塩湖

初日はウユニ塩湖ワンデイツアーと同じ行程を辿った。
列車の墓場から始まり、ウユニ塩湖を訪れた。

列車の墓場
どこまでも続く線路
線路は現役
ウユニ塩湖のとある街

ただ、同じ行程とはいえ景色が壮大だったことは言うまでもない。
そしてこの日、ウユニ滞在の締めの鏡張りを見ることができた。

鏡張りのウユニ塩湖
日が傾いてきた

日没になり、車は暗くなった道を走り続け、塩のホテルへ。
夜を明かし、2日目になった。

2日目:アンデス山脈ドライブ

この日は助手席に座ることができた。
助手席からの景色はまさに絶景そのもの。

ひたすらこのような道を進む
雲が近く感じる

ドンドン進んでいく。
周囲には木は一切なく、植物は低いものばかり。
高地になるとこのような植生になるんだね。

周囲には壮大な山々
途中で少し休憩

ちなみに、コンパスのアプリを見てみたらこの時点で標高は4,000mを超えていた。
周囲の山はどのくらいの高さなのだろうか。

いやー地球ってすごいね

途中で、フラミンゴが生息する湖に立ち寄った。
野生のフラミンゴを見るのは初めて。

というか、こいつらよくこんな場所で生きていけるよな。

フラミンゴが生息する湖
野生のフラミンゴ
フラミンゴたち

フラミンゴに別れを告げて、ドンドン先に進んでいく。
周りは山以外に何もない。
標高は4,500mくらいだった。

ドンドン先へ
道と呼べるかも怪しい場所を進んでいく

途中で、岩のエリアに立ち寄った。

広大な土地の巨大な岩
どのようにつくられたのだろう
変な岩

どのようにしてこの岩が作られたのだろうか。火山の噴火か何かかな?

更に先に進んでいく
ビクーニャの群れ

赤い湖に立ち寄った。

赤い湖。天気はあまり良くなく、かなりの強風だった
こんな場所にもフラミンゴ
リャマもいた
親子?

2日目はたくさんの絶景を見て、ホテルに到着。
このホテルも標高4,000m以上だった。

実はこのとき、僕は体調をすっかり崩してしまっていた。
高山病かな?いままでに経験したことないくらいの腹痛に見舞われた。

ツアーガイドさんはコカの葉のお茶を出してくれた。高山病に効くらしい。
あんま美味しくなかったけど。笑

また、ツアーメンバーのブラジル人が腹痛の薬をくれた。
世界には優しい人がいっぱいいるね。

※コカのお茶は、日本国内に持ち込んだら逮捕されるので注意してください。麻薬として扱われています。

3日目:国境を越えて

ブラジル人がくれた薬が効いたのか、この日の朝は朝食を食べられるくらいには回復していた。

この日も進み続け、温泉に到着。
このアンデス山脈の大絶景の中、実際に入浴できる。

アンデス山脈の中の天然温泉

ガイドさんは「温泉に行きたい人いる?行きたいならしばらくここで停まるし、誰もいないなら先に進むよ」
とのことだった。僕含めて誰も温泉には行かなかったので、先に進むことに。

しかし、ここでボリビアに戻る人とチリに行く人はお別れ。
ツアーメンバーの何人かと別れて、チリを目指して更に先に進む。

この日も先に進んでいく

湖のエリアで降りて、少し休憩。
チリの国境まであと少し。それにしても、どこまで行っても絶景なのすごいね。

山の向こう側がチリらしい

そして、更に先に進み、ボリビアの出国検査&チリの入国検査を受けて、ようやくチリに入国!
今回の世界一周の第4ヶ国目である。

チリ入国!

入国検査後、チリのアタカマまでバスに乗り、このツアーは終わり。
過酷だったけどとても楽しかった。

ウユニに訪れたときは、ぜひ参加してみて下さい。高山病の対策は忘れずに。
チリに行く予定がなくても、ボリビアに引き返すことができます。

また、チリのアタカマからボリビアのウユニに行くツアーもあるようです。
(僕が参加したツアーとは逆方向)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

余談

高山病に備えてツアー前日に高山病の薬を飲んでおいたのだが(日本で薬をもらった際、高所に行く前日から飲むように言われていた)
当日になり、ツアー参加前に体調を少し崩してしまった。

このとき初めて薬が体に合わないことを理解した。
皆さんも海外旅行に向けて特殊な薬をもらう場合、出発前にあらかじめ1錠飲んでおき、体に合うかを事前にチェックしておいたほうがいいと思います。